|
|
『お前がセカイを殺したいなら』 |
2冊目は様々なジャンルにまたがった批評集です。
あるジャンルのファンがつくことを想定出来ないので、2000部くらい刷れればラッキーだと思っていました。
初版が5000部だというのでビビリましたが、その後、何度か版を重ね、いまだ大手書店には置かれているのを見て胸を撫で下ろしています。
表紙には『批評集』とも謳っていないし、いったい何の本なんだって感じが自分でも好きです。装丁の案も出しましたが、ジョン・ゾーンのジャケットなどで知られる荒井康祝さんの色彩設計がすばらしかった。
(フィルムアート社、1995年、1900円[本体1845円])
オビ表1テキスト |
S・O・S、S・O・S・・・・世界中から電波が聞こえる |
大震災、大量殺人、いじめ自殺、多重人格犯罪
イヤになってもたたかえ!
もう逃げるところはないんだ!
コミック、映画、音楽、小説から、ひび割れた世紀末を直視する! |
書 評 |
「空の青、寂寥の底」(阿部嘉昭、「
図書新聞」、95年7月15日)
|
「虚無と絶望によって<青空>を語り得る者」(宮崎哲弥、「宝島30
95年10月号)
|
|
|
|
|
|
|