「すべての恋は失恋である」装画・ジョージ朝倉
失恋したとき、そのことしか考えられず『失恋論』を書きました。
<恋愛>って世間ではブランドだったりマニュアルだったりします。
だけど失恋の話をするときには、自分を取り繕う必要がありません。カッコつけたって、失恋してるんですから。失恋の話というのは、自分の体験として語れる。失恋することによって、恋を誰もが自分の体験に出来ることがあるのではないでしょうか。そんな場所を本で作りたいと思いました。
切通理作
[『失恋論』 (切通理作著・角川書店)記念トーク]
のご案内
@失恋論〜あなたを、ほんとに、好きだった
2006年3月4日(土)19時より
会場:ジュンク堂書店池袋本店4階カフェにて「JUNKU 連続トークセッション」
入場料:1000円(ドリンク付)
定員:40名(お電話又はご来店にてお申し込み先着順)
お問い合わせ:03-5956-6111(池袋本店)
出演:切通理作、内藤みか
切通理作(きりどおし りさく):
1964年生まれ。評論家・文筆者・和光大学講師。2002年『宮崎駿の〈世界〉』(ちくま新書)でサントリー学芸大賞(社会・風俗部門)を受賞。著書に『ある朝、セカイは死んでいた』(文藝春秋)、『ポップカルチャー 若者の世紀』(廣済堂出版)などがある。自分の言葉で語る批評を掲げ、自らの失恋経験をもとに『失恋論』を世に問う。
内藤みか(ないとう みか):
女流恋愛作家として、単行本数十冊。ケータイ小説家としても人気がある。「今年は失恋をブームに」を合言葉に、恋は終わるかもしれないけれど、でも人生のかけがえのない経験になる、そのトキメキを語る切ない一夜にしよう、ということになりました。
A「恋愛は必要なのか!?」対決トーク・本田透VS切通理作
3月16日(木) 18:30開場、19:30開演
入場料:1000円(飲食別)
会場:新宿LOFT/PLUS ONE 新宿区歌舞伎町1-14-7林ビルB2
お問い合わせ:03-3205-6864
出演:切通理作、本田透
ゲスト:吉行由実(映画監督/女優)
本田透(ほんだ とおる):
1969年5月12日生まれ。『電波男』(三才ブックス)刊行により、萌えオタク達のカリスマとなった。三次元の恋愛は要らない、ゲームキャラだけが居ればいい派。恋愛は必要だという立場(なのに失恋している)の切通と当日はトークプロレス対決をします。
B「もてない男」と失恋を語る
3月30日(木) 18時30分受付開始 19時開演
会場:青山ブックセンター本店
〒150-0001 東京都渋谷区神宮前 5-53-67 コスモス青山ガーデンフロア(B2F)
お問い合わせ:Tel. 03-5485-5511
出演:切通理作、小谷野敦
小谷野敦(こやの
あつし):
1962年12月21日生まれ。比較文学者、文芸評論家。国際日本文化研究センター客員助教授。『もてない男―恋愛論を超えて』(ちくま新書)が10万部を超えるベストセラーとなる。離婚歴あり。当日はアカデミックな恋愛論の教えを受けながら、既婚者と独身者における失恋の違いにも言及したいと思います。
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