第2回『鉄塔武蔵野線』ファン・ラン[2005年10月30日] Edition.1.0_2005.11.24
午後の武蔵野線
すでに14時を回ってしまった。曇り空でまるで夕暮れのように暗く、少し焦る
武蔵赤坂線4号
小説では「原子力発電所通り」と書かれた真っ直ぐの道に平行して立つ鉄塔、あと少しだ
武蔵赤坂線2号
夏は栗の木の葉に隠れて見えにくい2号の看板も秋になって見えてきた
武蔵野線を振り返る
南に向かって振り返ってみる。2号、3号鉄塔が連なる
鉄塔群
道の突き当たりが中東京変電所。鉄塔群が見えてくる。針葉樹の上に見える鉄塔の不思議な光景
鉄塔武蔵野線(武蔵赤坂線)1号鉄塔
昨年と同じ場所に到着する。15時。鈍く低い音が響いているここは確かに1号鉄塔だ。充分に給水し、ゼリーを流し込んでエネルギー充電、帰途に備える
帰路
帰りは寄り道しないでひたすら足を運ぶのみだ。果たして脚がもつか? 狭山大橋までは別の道をたどり、そこからは往路と合流、同じ道を途中まで戻って、昨年通った東ハト〜日大の通りに出る。狭山の掘兼あたりで日が暮れてしまい、あとは暗闇の一本道を車のヘッドライトに照らされながら南下、「城」を降りてJR武蔵野線をくぐり、柳瀬川を渡って野火止の台地は志木街道、冨士見街道と走って、黒目川に降りた。家に戻ったのは20時前だった。顔が汗の乾いた塩で白くなっていた