OCRペンスキャナとか小型OCRカメラとか

結論から言うと、使えそうな道具は未だにない。

本を読みながら、「このフレーズ、キーワードを書きとめておきたい!」ということは多い。片手に特殊なOCRペンを持って、本の1行をなぞると、それがペン内部でOCRをかけられて、青歯経由でテキストとして携帯(端末)に送るような仕組みはできないだろうか。

ことわっておくと、まだ買ってない本に対して使おうというのではないですよ。それは犯罪だと思う(カメラも同様)。

調べてみたら、2000年ぐらいまでは、ペン型のスキャナ開発もされていたようだけど、みんな消えてしまった。
現在のペン型というと、バーコードリーダーになる。
バーコードリーダーはウェブカメラでもソフトウェア的に可能なようだ。
蔵書管理に使えるんで、いつかやってみたいと思いつつ、やってはない。

携帯型OCRスキャナとしての使い方が可能だと思われるのは、ドコモの携帯電話のカメラだけのようだ(詳しい機能は未確認、あまり評判にもなってないから、日本語には使えないのかな)。

別にペン型でなくてもいい。
小さなデジカメでもいい、手間をかけずに文字認識してくれて、半自動で取得できればいい。
スピード命。読んでるそばから文字になってくれないといけない。

技術的には充分可能だと思うんだけどなぁ。
名刺管理用専用スキャナがあるんだから、それを使って文字認識もできるはずだ。

そんなズボラなこと考えるから本の内容が頭に入ってこないんだ、と言われればそうかもしれません。

うーん。

今、そういう文房具(電房具)がないのだから、もっと未来的なことを考えてみよう。

本には栞(しおり)がある。

電子栞。

この栞そのものがスキャナで、ある程度の文字数まではスキャンできる。
また、バーコードリーダーでもある。本のバーコードを読んでおいて、栞のマーキング機能を使えば(って機能をつける)、何ページの何行目に重要なことが書いてあったと覚えていてくれる。
USB接続でPCに取り込むと、自動的に蔵書データベースに繋がって整理される。アマゾンなどからも情報が引っ張られる。キーワードに関連する書籍などがウェブで自動的に表示され……

それじゃ、重要なことが記憶されないから、意味ないか。

ちなみに、これは……タイマーなだけじゃん!

仕方がない。いろいろ考えてみる。

・ページにポストイットを貼る。そのポストイットが一日だけ文字を認識しておいてくれる(どんな意味があるんだ?)
・取得したいフレーズやキーワードの活字を、特殊ペンでなぞって書き写すと、それがデジタルテキストになる
(ペンタブレットみたいなものか。電車のなかでやると、動いて無理かも。書き順間違えると認識しないとか)
・圧着するとそのページだけ文字認識してくれる電子下敷き(スキャナと似ているが、これは圧電方式……圧電の意味が間違っているか)
・特殊磁気インクで印刷、あるいは、印刷された文字そのものに、unicode番号を潜ませる。これによって、画像→OCRなどという面倒くさい回り道をせずに、センサーによってダイレクトに文字認識ができるようになり……って、それだと、本のデータがみんな取られてしまうか、まずいな……でも、これっておもしろいと思いませんか?

役にも立たないアイデアだけ、とりあえず出してみました。

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