山崎ハコの、歌。

04時過ぎに山崎ハコの歌ですかぁ。ひっさしぶり。

「ふるさとは東京　そういうあなたは淋しいふりも　気取りもない　都会のビートル」

歌詞には装飾がない。ラストにまとめようとはしない。
感動が待ってます、なんてこともない。
むしろまとめない。
え？　これで歌詞終わるの？　いいの？　あれ……？
ストレートだけど弱い球。ショートバウンド。
キャッチャー後逸！　そんなふうにして、ホームスチールされて試合終了になって、誰も見向きもしない球が心に転がり落ちていく。
その球はもうどこを探しても見つからない。でも、ある時、ふと、見つかることがある。
それが山崎ハコの歌。

アルバム持ってたな。

山崎ハコのオールナイトニッポンを聴いて買ったんだと思う。

深夜だからといって録音じゃなかったね（番組は突然、打ち切りになったような気がする）。

昼間に録音した有名歌手・タレントの話しをチェックもせずに堂々と流すオールナイトニッポンなんて、聴く気にならないな。
あの事件は、発言内容よりも、なんだ録音なのか、ってところに引っかかったよ。

ラジオ局はリアルタイムで未知に開かれているから価値がある。
社会心理学で有名なデマゴーグの火星人襲来（1938年、Ｈ.G.ウェルズのSF・宇宙戦争をアレンジしてラジオドラマとして放送していたら、全米の聴取者が本当に火星人襲来だと思ってパニックを起こした逸話）は、毎夜、起こりうるから、ドキドキする。

伊集院光の深夜ラジオは古い時代のラジオなんでよく聴いてる。
月曜深夜は（他局だけど）Go Go Go!!! And Go’s On!!　だ。