今回の参院選で、政治にも異変が起こった。
7月末、まだ関東は梅雨明けしておらず、ひどい雷雨だった。
いろんな異変が同時に起こるときは注意しなければならない。
新潟中越沖の地震もそうだ。このタイミングで地震が起こったのは偶然だが、
国民の生命と財産を守る意識が再確認されたことは、選挙に無意識の影響を与えているはずだ。
火山の爆発や地震は、ゆっくり変わりつつある人為のリズムを急速に早めて、大きな崩壊に向かわせることがある。
その逆はない、と思ったが、いや、現代では、人間が地球を揺さぶっている、地球温暖化に地球もさぞ驚いているだろう。
変化の時にこそ、他にも変化が起きないか、注意しなければいけない
(株価が下がるとか、物価が急に上がるとか、それだけではない)。
個人的に気になっていた本を思い出して、検索して、古本で注文してみた。
『地震の起こるとき』(亀井義次著/ダイヤモンド社)
地震や火山を学べば、人間の奢りをいさめることができる。
地震に対して人間は無力ではあるけれど、無力を感じることはまた、謙虚になることでもある。
地震大国・日本では特に、謙虚であるべきかと思う。