大学5浪、30歳で就職活動したときのこと(2) – ビジネス本マニアックス−働くひとのためのスキルアップ ビジネス書エトセトラ−.
就職にまつわる経験談が淡々と書かれています。
大変です。
自分のこれまでの仕事と生活のなかでカブる部分があって、なんとも言えない気分になりました。
以下、適当に思いつくまま、感想と連想を書いてみます。まとまりのない話です。
よい意味での「ビジネス書(自己啓発書ジャンル)」のスタイルだと思いました。
とかく悲観的で後ろ向きになりがちなご時世、置かれた環境は逆風、多くの悩みもあるけれど、淡々と前に前に進む、前向きに進んでいく、という姿勢。
安易に挫折しない、挫折しても簡単に挫折と認めない、たとえそうであっても膝で前に進む、進みながらリハビリして、そしてまた歩き出す、そうした努力を続けること。
手順を踏んでいけば、ある程度までは仕事ができるようになる、その手順をどう伝えるか。
経験、知識、技能、情意情操の継承と共有。
以前、ビジネス実用書、自己啓発書の企画編集もやっていたので、苦しんだ問題でした。新興の出版社、新人の編集者、売れる本を作れるのか? 悪戦苦闘、七転八倒してた頃を思い出しました。
今でもさしてかわりません。
前に進めば転ぶことばかりです、そしたら膝をついて挫折しますが、そのまま足を蹴って、デングリ返しして、また前に進めばいいだけです。
回転できなかったら、とりあえず、大の字になってソラでも眺めて、やる気になったら起きて、また進めばイイってことで。