秩父・奥武蔵にハイキングに行ってきました。
新緑混じりの山桜、静かな低山を楽しめました。
帰りはバスを途中下車して「さわらびの湯」に入って汗を流しました。快適快適。
おおむね静寂の山旅。
……と思いきや、武甲山の見える焼山あたりでは、発破音が1時間毎にドーンドーンドーンと鳴り、生川沿いの砕石工場の砕石音が響いてました。それもまた一興ですね。
駅からすぐに登れるし、もっとたくさんのハイカーがいるかと思ったのですが、双子山から武川岳の間では、ハイカーに会うことは希でした。山から下りて、バスに乗って、途中下車して立ち寄った「さわらびの湯」は大混雑でした。駐車場は満杯で、たくさんの方が風呂に入ろうとするので、入場制限までしていました。
[コースメモ]
・芦ヶ久保駅前には、「道の駅」があるので、食糧を調達できる
・双子山の直登コースは鉄砲登り
・登りは沢沿いなので水を補給できる
・小さなボルダーがある(ほとんど手つかず?)
・頂上直下の登山道はよくない(脚の弱いお年寄りが雨のなか下山に使うと傾斜が急で滑って事故を起こすかも)
・双子山から武川岳までの稜線は、小さなピークのアップダウンが続く
・芦ヶ久保駅→双子山→武川岳→名郷のコースタイム合計は7時間ぐらいだが、ほぼ休みなく快速行動をとったので、5時間だった。
・双子山まで気合いを入れて1時間20分ぐらい。武川岳から名郷のバス停までぴったり1時間。最初は早歩き程度だったけれど、最後は13時05分のバスに間に合わせるため、駆け下った。
・名郷のバスはおおむね1時間毎に出ている。それに合わせて下山時間を考えないと、バス停で1時間ぐらい待たされることになる(山ではありがちですが)。
・「さわらびの湯」で下車して汗を流す。大人¥800。広い風呂、露天風呂、サウナもあり。休憩所は畳。食べ物の持ち込み可。てんぷら蕎麦のパック、おにぎり2個のパック、つまみ類、アルコールなどが売っているけれど、ガッツリ食べるようなメニューはない。いわゆる食堂施設は併設されていない(駐車場付近に小さな店がある)。
[今回は走らなかったけれど、トレイルラン参考メモ]
・芦ヶ久保起から双子山の直登コースは、登りの脚を鍛えるのに有効なルート。自分は最近、登りがまったくダメで弱すぎるのを痛感しているので、このコースは今後の練習に使えると思った。タイムを正確に計って、何度も挑戦するのがいいかもしれない。
・芦ヶ久保起点、終点「さわらびの湯」にするルートが二つとれそう。
・一つは、武川岳から大持山→鳥首峠→橋小屋ノ頭→蕨山→藤棚山→大ヨケノ頭→金比羅山→名栗湖・さわらびの湯
・もう一つは、武川岳から前武川岳→山伏峠→伊豆ヶ岳→高畑山→中ノ沢ノ頭→天目指峠→子ノ権現→豆口峠→竹寺→仁田山峠→鍛冶屋橋→名栗湖・さわらびの湯
・このほか、JR奥多摩駅起点で、川苔山→日向沢ノ峰→蕎麦粒山→仙元尾根*→浦山大日堂→鳥首峠→橋小屋ノ頭→蕨山→藤棚山→大ヨケノ頭→金比羅山→名栗湖・さわらびの湯
*仙元尾根=2008年秋に廃道状態の仙元尾根(蕎麦粒山の西にある仙元峠から)が「秩父ブナ原生林保全活用エコルート」として整備されたと新聞記事にあった。
この尾根を下って浦山大日堂から秩父駅まで行けると思っていたのだが……夕方のバスがない。なので午後に下山してもバスに乗れないわけで、困ってしまうのだった。それなら、浦山大日堂から東の沢沿いに登って鳥首峠に出るようなコースにしたらおもしろいと思った。
逆に、秩父からバスに乗って浦山大日堂まで入り、そこから仙元尾根を登って蕎麦粒山→棒ノ峰→滝ノ平尾根→さわらびの湯、でもいいかもしれない。
いろんなコースがとれるようなので、やってみたいなー(体重を落として、膝や腰に故障がなければ・・・)。