ブッシュ大統領がイラク人記者に靴を投げられた事件。
大統領が危険な状態に置かれていたのは確かです。
二回も投げられて誰も止めに入っていません。
これはもしかして、罠だったのかもしれません。
さて、ここからは陰謀論ですので、マユツバで読んでください(?)。
SPさんはなぜ止められなかったのでしょうね。
靴を二回も投げられてしまいました。
止めるつもりがなかったのかもしれません。
そもそも、退任時期にイラクに行く必要があったのでしょうか。
イラクを訪問するように予定を組んだ方は誰なんでしょうか。
靴以外のものが何か用意されていた可能性は十分にあります。
決定的なことが起こる前に、靴が投げこまれてしまいました。
ボクシングでは、タオルにあたるものでしょう。
結果として……靴投げという方法で、ブッシュ大統領は救われた……わけです。はい。
靴を送ったのはサンタクロースか、ブッシュの信仰する神なんでしょう。
ブッシュ大統領が罪人なのか聖人なのかわかりませんが、命は助かりました。
家に帰って靴をぶら下げて待ってなさい、イラクに来てる場合ではないでしょう! と。
9.11は悲しいテロでした。大変な衝撃を与えました。
しかし、その対テロ戦争としてのアフガン戦争、イラク戦争で、テロを防ぐことができたのでしょうか。
結果からみて、まったく成功していないと思います。
それどころか、さらにテロを拡大させ、増やしてしまいました。
テロの原因は何か。
まず、貧困があります。
それゆえの絶望、そして宗教的な洗脳による謝った希望の刷り込みです。
貧困の責任がすべてアメリカにあるとは言いませんが、グローバル化、フラット化を進めていったのはアメリカを筆頭とする先進各国です。古くは南北問題ですが、こうしたことに先進国はあまりにも無頓着でした。
そして今、金融危機と不況が世界を覆い始めています。
震源は、アメリカです。
サブプライムローン破綻の危機が起こる前までの間、アメリカは戦争していました。
この危機を放置して。
いや、放置ではなく、もしかして、わざと目をそらすため、国内危機と不満をガス抜きするために、わざと戦争していたんじゃないでしょうか。
ブッシュ大統領は二重の意味でテロを拡大、増大させてしまったともいえます。
そうしたカラクリに乗ってしまった先進各国にも責任があります。
靴を投げられた時、ブッシュ大統領はボクサーのように、とても敏捷に避けました。
そして二度目に靴を投げられる時も、相手に正対していました。
投げたければ投げればいいが、私はここに立つ権利がある、とでも言うように。
ジョークを飛ばして場を治めようとしたとき、怪訝そうな顔をしていました。
なぜ投げられるのか、その理由がわからないとでも言うように。
でも、彼は少し、気づいたのかもしれません。
自身の評価と、世界からの評価の落差に。
この場に立てる者ではなかったことに。
神からタオルを投げられたことに。
さて、ブッシュ大統領は交代します。
世界は大不況に突入しつつあります。
アメリカでも日本でも、労働者が解雇されるなどして、異常な事態に突入しつつあります。
イラク人の記者は靴を投げましたが、全世界の人もまた、靴を投げる権利があるのかもしれません。
でも、ほんとうに投げるわけにもいきませんね。
さっそく、アメリカではこんなサイトができました。
このフラッシュゲームで靴を投げることができます。
もちろん、「人をむやみに殺すな」という信仰をもっているはずの、ブッシュ大統領を救うためです。