折り返し点の高低差140mの秩父山麓のハーフマラソン、2時間10分でした。
完走証はこちら。
じつは昨年2023年11月の第51回のレースにも出ていて、このときが1時間55分だった。昨年は入院した父の容態や実家の母の調子も悪く、記録を書き残す気持ちにならなかったので、一年経って書いておく。
それで今回は15分も遅れたことになる。その理由は
・10月からの〆切に追われた忙殺状態で、特にレースの前の週はずっと椅子に座って仕事してわずかに眠って起きたらまたすぐに椅子に座って仕事をして、の繰り返しで、とても疲労していた。前の週に引き続き、一週間に1〜2日しか走れない状態だった。だいたい、この秋〜晩秋の時期はそういうことが多い。
・根を詰めた仕事の結果、腰痛勃発、いつもの右の腰。椅子仕事のせい。
・同、木曜午後になって熱が出てきて、夜になり39℃の高熱。風邪ではなく、過労のようで、咳や鼻水などの風邪症状がない。市販の総合感冒薬を服用し、夜間に大汗をかいたことから翌金曜朝には熱が下がってきたけれど、背筋に悪寒がしてフラフラした状態で、ようやく平熱になったのが前日の土曜だった。
土曜の午後の段階で、新調したランシューで7㎞走ってみて、これならなんとか出場できるだろうということで、慌てて準備した。
以下、簡単なレポート
最寄り駅5時半の電車で西武秩父駅に6時50分、小鹿野市役所前に行くバスは7時半発、その間に秩父鉄道お花茶屋駅前の立ち食いソバを食べようと思って行ったら、開店が7時半だったので間に合わず。昨年はこれで腹持ちがよかったんだけど、レース開始が30分早まったことに気づいてなかった。残念。
バスに30分乗って8時には、更衣室のある小鹿野小学校・校庭に到着。ハーフ全体でも二百余人程度の小さい大会で、併設された短い距離のレースは近隣の小中学校の生徒たちが走る。
昨年同様、無風の秋晴れ。スタート地点の後ろからカメラを向けるとほとんどの参加者が入ってしまう。青梅マラソンがいかに巨大かがわかる。
コースは折り返し点の高差140m、その間には何度もアップダウンがあり、とくに9〜10㎞の傾斜は急で足にくる。最初からペースを上げてしまうと苦しくなる。
とはいえ、スタートした時点からすでに苦しい。発熱して寝込んでいた身体がうまく動作していないようだ。だいたい、練習のランでは、苦しくても5㎞も走ると呼吸が楽になり、足も動くようになるけれど、今回は最初から最後までずっと苦しく、呼吸もゼーハーしていた。
前後はすぐにバラけて、数人しかいなくなる。抜きつ抜かれつをしながら、蒼空の秋の秩父路を走っていく。服装は上は長ランT+短T、下はランのタイツに短パン。暑いときは長ランを腕まくりし、日影は寒いので降ろす。
途中、途中の集落では「小鹿野囃子」の勇壮で早いリズムの太鼓が鳴り響く。大人も子どもも真剣に叩いていて、手をぐるぐる回して応援返しをする。
最後の急登を終えてしばらく行った先に折り返し点がある。もうすでに2時間は切れないと思われたので、足が痙ったりしないよう、立ち止まってストレッチをする。また、しばらく下った先でも立ち止まり、靴紐を緩めに締め直す。新しいランシューはいつも、靴紐を強く締めすぎて、足の甲から脛にかけて痙ってしまうので気をつけてはいたけれど、やはり強く締めていた。
下りでペースを上げ気味にしたけれど、さらに上げ気味の後半に勝負をかけていたランナーにたくさん抜かれてしまう、前に行く人を追いかけるけれど叶わず、ペースの近い人たちが前後にばらけて走っていく。下りで抜いて、登りで抜き返されるを繰り返す。下りでも呼吸が苦しくなりもうペースはどうやっても上がらず、町中に戻ってきた最後の1㎞だけはがんばって走りFinish。
筋肉痛が酷く、足が痙りそうだけど、すぐに着替えて、11時半のバスに乗って西武秩父駅へ。
駅併設のフードコーナーには立ち寄らず、お花茶屋駅の立ち食いソバを食べにいく。手前のそば屋さんは、てんぷらそばが400円、大盛りでプラス100円。
お花茶屋の立ち食い蕎麦屋さんは二つあって、奥のお店もおいしそうです(7時半前なので、「準備中」の看板が出ている)。
写真は駅構内の連絡橋から。ラビューには乗ってませんけれど、ラビューと武甲山。
アクエリアスを飲んで帰ります。