今月の走る会の例会には久々に出られそうだ。
ならば、皇居周回してからだ。
せっかくなので底のすり減った靴を新調しようかと思ったけれど、体重も少し減ってきたので、このままで様子をみることに。
夕方、稲荷湯はまだそれほど混んではいなかった。午前中、雨だったからだろう。
今日は4周。2周10kmまでは気合いを入れて、あとはのんびり予定。
皇居を走れば、今の走りの状態がわかる。
1周目。
50代ぐらいのランナー二人が話しをしながら走っていく。「昼休みはこのあたりまでしか走ってる時間ないんだよな」「昼に走れるなんていいなぁ」とかなんとか。職場が近いのだろう。
笑ってしゃべりながら走ってる、呼吸に乱れがない。走りにムダがない。すばらしい。
この二人の後を少し離れてついていくことにした。
けっこう速いペースだ。ついていくのは無理か。
下り坂であっという間に置いてかれてしまった。桜田門を曲がると、はるか先にいる。
すごいなー、おじさんランナー(私もおじさんだけれど)。
2周目は自分ペースで。
調子のいいときほど呼吸と脚の回転が合うのだけれど、かみ合わない。ガタガタしている。体重のせい。
坂道で脚が上がらないが、トレーニングなんだからと、エッサホイサと気合いを入れてあがる。
タイムは悪かった。これは……いかんね。でも、気分はいいよ。
気温が低いのか汗があまり出ていない。
と思ったのだけど、2周終了してトイレにいったら、そこから大汗。
身体が速く走(ろうとす)ることに慣れていないのだろう。
3周目はぐっとペースが落ちる。
いつもだと、走る会のメンバーが逆走していて手を振ったり、速い人に追い越されたり追い越したりして挨拶するのだけれど、今日はいないのだろうか。それとも見のがしたのかな?
途中で、サッカー部の学生の練習なんだろうか、一列に走りながら、最後尾がダッシュしてトップに出る、を繰り返すトレーニングをしている。その後ろについてみた。しばらくついていく。見てるとおもしろいが、これもペースが速い。脱落する。
日が暮れて、仕事の終わったランナーも増えてきた。
脚の速い、細い身体のランナーが3倍速で抜いていく。美しいもんだ。
4周目、このままゆっくりペースで行こうかと思ったのだけれど、ラストだ、走れるだけ走ろうと、苦しさを我慢する。下りはカカトを痛めない程度にカッ飛んで降りる。そのまま竹橋の地下鉄の出口付近まで、がんばり通したら、ラストはヨレヨレになってしまった。走り終わると汗が止まらない。
2周目終わりで少し水も飲んだのだけど、水分不足だったことに気づいた。危なかった。
稲荷湯に戻ると、人が増えている。とはいえ、浴槽に浸かれないなどということはなかった。
おかしいな、稲荷湯のお湯の温度が少し低いように感じた。
その後は印の、走る会の例会場へ。Mさんのお知り合いの女性の方が見学にいらした。ガード下だし、周りは宴会おじさんばかりだし、どうなんでしょうね、まぁ、こういう会です。