というリストを作っておく。発作的に注文するかもしれない。まだ他の本が読み終わってないのに! でも……注文しちゃっても後悔はしない(笑)。
『あまりにも騒がしい孤独』(ボフミル・フラバル著、石川達夫訳、松籟社)
東ヨーロッパの小説シリーズ「東欧の想像力」第2弾、20世紀チェコを代表する作家、ボフミル・フラバルの小説。
読みてぇ。
『ムージル著作集 全9巻』『シュティフター作品集第1〜4巻』を出した版元さんだし、ハズレではないと思う。
2008年3月現在、『シュティフター作品集第2〜4巻』は絶版・品切れ状態のようだ、残念だなぁ。
ちなみに、この作品集は大事にしている。影響を受けている。人生の終わりまで手放すことはないと思う。
シュティフターについては「‐シュティフターの紙ばさみ‐」が詳しい。
『汝の敵を愛せ』(アルフォンソ・リンギス著、中村裕子訳、田崎英明解説、発行元: 洛北出版、発売元 : 松籟社)
哲学書ともエッセイともつかない、謎めいた本。
松籟社から編集者さんが外に出て作った、かなり気合いの入った本のようだ。
上のページにこう書かれている。
「自分を浪費することの喜びに満ちた瞬間、侵害されることに身を晒すという出来事を探究している」
ひっかかった。これは読んでみようかなと。
石屋のlithosです。その後お変わりないでしょうか。門前の狸もお元気でしょうか。
シュティフターの「石さまざま」を昨年新刊で買いました。どうも新たに「シュティフター・コレクション」という形でシリーズ化を企画しているようです。フラバルの訳者石川さんは私が長年付き合っている小出版・成文社でチャペックの小説選集を訳している人ですね。石川さんの処女作、チャペック「マサリクとの対話」が、成文社にとっても私にとっても、初めて書店の店頭に並ぶ本の仕事でしたので、思い入れが強いです。いい本です。
どもども。狸、今日も見てしまいました。二匹もいました。親狸からはぐれた子狸かもしれません。
シュティフター・コレクション、2点出ているようですね。「鉱物好き」としては、既読であっても、新装版ならば欲しいところです。
……フラバルつながり、でしたか。『マサリクとの対話』は3刷ですね。成文社さんの『イメージのポルカ』、これもおもしろそうですね。