月別アーカイブ: 2008年10月

メモ:「信用」とは何か

「信用」という言葉が、気になります。
 これは極めておもしろい精神の一つの様態、いや、これが人間の一つの条件ではないでしょうか。
 経済学の「信」、心理学的な「信」、宗教学としての「信」、社会学としての「信」、哲学としての「信」。

 それで、忘れないうちに、適当にメモしていきます。

・「信」は、それが完成するためには、時間が必要です、つまり時間感覚をもたらします。過去および未来を現在に呼び込む。

・全世界の人が、とんでもない巨大な岩壁で岩登りをしているとしましょう。みなさん、いろんなロープを渡して、落ちたときに助け合って生きていこうとしていますね。で、今回の金融危機というのは、法人さんたちが、一緒にひきずり落とされたくないので、そのロープをはずしたり、切ったりし始めた、ってことです。
 しかしよく考えると、そんなことをしたら、岩壁でロープもなしに、一人で登っていくことになります。それって危険なことですよね。
 そういうアナロジーで考えていくと……いろんなことがわかってくるような気もします。芥川竜之介の雲の糸じゃないですが……

百年に一度、と言うけれど

 今回の金融危機、百年に一度、と言うけれど、二百年前、三百年前に同じことがなければ、そのような言い方はできませんね。
 今までに経験したことのない、未曾有の、未体験の、としたほうがいいと思います。
 1929年から始まった大恐慌(時代)において、複雑に入り組んだ金融派生商品とインターネットはあったでしょうか?
 この二つは、価値の増幅と加速を促すものですが、反対に作用した時は、驚くべき速度と規模で破壊が進行するのではないでしょうか。
 まさに、今までに経験したことのないことが、経験されようとしているわけです。
 ぼかした言い方をすると、対応を誤りますよね。

 さて、未体験の乗り物アトラクションです。
 製品検査が行われていない、試乗会です、しかも一回きり。
 安全ベルトはついていませんので、ご自身で用意してください、ということです。

 そして残念ながら、試乗会はキャンセルできない、全世界の人たちが強制的に乗せられます。
 なんと、試乗会にもかかわらず、料金とるつもりです(泣)。

 乗せられるならば、一言、何か言う権利もあるでしょうね。

第16回日本山岳耐久レース(長谷川恒男CUP)

第16回日本山岳耐久レース(長谷川恒男CUP)、今年で4回目。完走できました。
ランニングの会のみなさん、ありがとうございました。

場 所 順位 通過タイム
第1関門(浅間峠) 1132 4:50:24
第2関門(月夜見) 1218 10:31:51
第3関門(長尾平) 956 14:56:58
ゴール 860 16:52:18

自宅に戻った翌日から調子を崩し、熱が出て、仕事以外はバタリと寝込んで何もできないような状態でした。
ようやく復活してきましたので、レポートを載せます。

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