技術と資本が一体化した世界の運動・展開が、止まっている。
新しい世界が始まろうとしている。
爆発的な技術革新と都市化・工業化が進展しつつ、それに対する抵抗が現れた19世紀末〜と比較してみることができるかもしれない。
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月別アーカイブ: 2008年10月
メモ:「信用」とは何か
「信用」という言葉が、気になります。
これは極めておもしろい精神の一つの様態、いや、これが人間の一つの条件ではないでしょうか。
経済学の「信」、心理学的な「信」、宗教学としての「信」、社会学としての「信」、哲学としての「信」。
それで、忘れないうちに、適当にメモしていきます。
・「信」は、それが完成するためには、時間が必要です、つまり時間感覚をもたらします。過去および未来を現在に呼び込む。
・全世界の人が、とんでもない巨大な岩壁で岩登りをしているとしましょう。みなさん、いろんなロープを渡して、落ちたときに助け合って生きていこうとしていますね。で、今回の金融危機というのは、法人さんたちが、一緒にひきずり落とされたくないので、そのロープをはずしたり、切ったりし始めた、ってことです。
しかしよく考えると、そんなことをしたら、岩壁でロープもなしに、一人で登っていくことになります。それって危険なことですよね。
そういうアナロジーで考えていくと……いろんなことがわかってくるような気もします。芥川竜之介の雲の糸じゃないですが……
百年に一度、と言うけれど
今回の金融危機、百年に一度、と言うけれど、二百年前、三百年前に同じことがなければ、そのような言い方はできませんね。
今までに経験したことのない、未曾有の、未体験の、としたほうがいいと思います。
1929年から始まった大恐慌(時代)において、複雑に入り組んだ金融派生商品とインターネットはあったでしょうか?
この二つは、価値の増幅と加速を促すものですが、反対に作用した時は、驚くべき速度と規模で破壊が進行するのではないでしょうか。
まさに、今までに経験したことのないことが、経験されようとしているわけです。
ぼかした言い方をすると、対応を誤りますよね。
さて、未体験の乗り物アトラクションです。
製品検査が行われていない、試乗会です、しかも一回きり。
安全ベルトはついていませんので、ご自身で用意してください、ということです。
そして残念ながら、試乗会はキャンセルできない、全世界の人たちが強制的に乗せられます。
なんと、試乗会にもかかわらず、料金とるつもりです(泣)。
乗せられるならば、一言、何か言う権利もあるでしょうね。
第16回日本山岳耐久レース(長谷川恒男CUP)
第16回日本山岳耐久レース(長谷川恒男CUP)、今年で4回目。完走できました。
ランニングの会のみなさん、ありがとうございました。
場 所 | 順位 | 通過タイム |
第1関門(浅間峠) | 1132 | 4:50:24 |
第2関門(月夜見) | 1218 | 10:31:51 |
第3関門(長尾平) | 956 | 14:56:58 |
ゴール | 860 | 16:52:18 |
自宅に戻った翌日から調子を崩し、熱が出て、仕事以外はバタリと寝込んで何もできないような状態でした。
ようやく復活してきましたので、レポートを載せます。
終わりの始まり、終わりからの始まり
[逐次改稿中、必要なリンク等を追加します]
ネオリベラリズム、
グローバリゼーション(アメリカ型の金融グローバル資本主義)が躓いた。
金融安定化法案が米下院で可決され、大統領署名を待って、発効する。
「帝国」の終わりのはじまり。
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