月別アーカイブ: 2008年5月

『衆生の倫理』

衆生の倫理 (ちくま新書 716)

「ぼくらのほうから駆けつけてやる! ぼくらこそは救援隊だ!」(『人間の土地』サン=テグジュペリ)を思い出した。
自分たちが遭難してるってのに、なんでオレらが救助隊なんだって?
そうしたいからだ! ははは。その場にいたならば、他に選択肢なんてのはないんだよ。

春の穂高岳沢、夜。隣のテントが騒がしい。ガチャの音がする。アイゼンを履いているようだ。おいおい、これから行くのかよ?

奥穂南稜の中間あたりでヘッドランプがいくつか揺らめいているのが見えた。

アイゼンを履いて外へ出る。なぜかって? そうしたいからさ。

やっぱり何かしている

連休は何もしない=休むつもりだったんだけど、結局は、家の修繕、請負とは別の自分の為すべき仕事、新・制作環境のセッティングなどしていた。
まったく休んでいない、というか、運動量は2倍ぐらい増えた。
そのほうが基礎代謝が増えて、活発になって、身体にはいいかもしれない。
読みかけの本が2点、読み終わった。中島らもの『永遠も半ばを過ぎて』と、新田次郎の『剣岳〈点の記〉』。
ランニングして、一日だけ秩父に山登りに行った。
続きを読む