音楽と映像」カテゴリーアーカイブ

気になった音楽と映像

『セントアンナの奇跡』




夜に観てきました。
かなり激しい戦闘シーンがあるので、そういうのダメな人は見ると辛いかも。
晴れやかな気分で見終わることはないと思うので、それなりの覚悟も。
それでも、一度は観ておくといいかも。
戦争、人種差別、国家、共同体、宗教、信仰が交差する物語。
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山好きはとりあえず映画『劔岳 点の記』を観るといいと思う

近所のランニング仲間の方が試写会招待券をゲットしたとのことで、お台場で開かれた試写会に連れていってもらいました。

ありがとうございます>Isさん gontは映画のウェブサイトから試写会に申し込んでいたんですが、見事、ハズレました。

映画を観た後、出口で監督さんが一人一人に挨拶。握手しながら「日本でおそらく初めての、本当の山の映画を観させていただきました」とお礼を申しあげました。

そう、『劔岳 点の記』は「なんで人は山に登るの?」というのを、山そのものに答えさせてるような映画です。
日本がいかに「山の国」であるか、人が山と深く関わってきたか、わかりますよ。

もう今年は剣岳を登るしかないでしょう。

あ、登る前には、新田次郎の原作を読むと、より感慨深いと思います。
小説を読みながら地図を開くと、まるで劔岳を攻略している主人公になったような気分になる、劔岳の尾根や谷の概念図、コース、ルートが頭に叩き込まれ、小説の迫力が倍加するとのことです(Isさんおすすめの読書法です。映画を観る前、観た後でもよいですね)。
劒岳―点の記 (文春文庫 (に1-34))『劒岳―点の記 』(新田次郎著、文春文庫 (に1-34)、ISBN978-4167112349@Amazon

新版 劒岳〈点の記 〉『新版 劒岳〈点の記 〉』新田次郎・原著作、山本 甲士・文、文藝春秋、ISBN978-4163280608)

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森村誠一シリーズ「人間の証明」のエンディング から辿る

YouTubeに「森村誠一シリーズ「人間の証明」のエンディング」が載っていた。
なんとなくうっすら覚えていたので見てみる。

エンディングがその時代の世相風俗を映すドキュメンタリ−になっていて驚く。
特に、スーパーマーケットの食品を満載した陳列ケースを長く映しているシーンがいい。
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