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文化の盗用か、駄作の後押しか、アメリカで議論を招く一冊の本

Posted by on 1月 30, 2020 at 12:30 pm.

 現代版『怒りの葡萄』とも評され、オプラ・ウィンフリーの推薦図書に指定された若手作家の「American Dirt」が白人によるラティーノ文化の盗用か、大手出版社による駄作の過剰な売り込みが反発を招いたのか、いまアメリカで物議を醸している。  著者のジニーン・カミンズは、祖母がプエルトリコ人というが、自身は白人としている。「壁を作る」というトランプ政権の過剰な移民政策で親子を引き裂かれ収容キャンプ [...]

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