【編集部記事】ドイツの電子書籍ニュースサイト「ebook-fieber.de」によると、オーストリアのIT法律専門家が、法的には電子書籍も相続対象になりうる可能性が高いと指摘しているとのこと。
これは、オーストリアの公共TV局「ORF」サイトに投稿された記事によるもので、現地の法律専門家であるStefan Winklbauer氏が指摘。通常、電子書籍などのデジタルコンテンツはAmazon・Apple等の配信業者とユーザーとの間に交わされるライセンス契約は、第三者への譲渡はできない。しかし、それはオーストリアの財産相続法の上をいくものではなく、記録に物理媒体を使う以上、後者のほうが法的効力が強いとのこと。
実際に相続可能かどうかはまだ判例が存在しないため断定はできないが、今後そのような裁判が起こった場合、相続可能である判断される可能性が高いという。【hon.jp】
問合せ先:ebook-fieber.deの記事( http://ebook-fieber.de/ebooks/digitales-hab-und-gut-kann-man-seine-ebooks-vererben/63990 )