【編集部記事】中国山西省のローカル紙「太原新聞」によると、ここ数ヶ月で中国の電子書籍市場の拡大ペースが加速しており、出版界でさまざまな異変が発生しているとのこと。
中国政府の施策などもあって、今年夏から全国の公共施設で電子図書館端末が次々と急ピッチで設置されている。その追い風もあってか、記事によるとある有名作家が電子書籍版の発売を決断し、Kindle上で発売したところわずか12時間で数千ダウンロードを記録。また、翻訳系出版社による電子版の翻訳権の買付レートが紙書籍並みにまで上がり、欧米圏の出版エージェントたちを驚かせているという。
記事中、同国の電子書籍業界に詳しい出版ジャーナリストも「中国は世界最大の電子書籍消費国になるだろう」とコメントしている。【hon.jp】
問合せ先: 太原新聞の記事( http://z.tynews.com.cn/c/2015-11/29/content_1267889.htm )