【編集部記事】世界各国の出版市場統計で、その作品数すら把握できてないのが、急増する個人作家たちの電子書籍。米Techcrunchサイトがそれを宇宙・天文ファンにお馴染みの“ダーク・マター”と面白く形容している。
ダーク・マター(dark matter)とは、まだ人類が観測に成功していない、宇宙を構成する仮説上の物質。観測できないが、実は支配的な力を持っているとされている。一方、個人作家たちの電子書籍も、ISBNコードがまったく通用しないネットコンテンツであるため、従来の市場統計手法で観測できないまま、出版界では大きな力になりつつあるという。【hon.jp】
問合せ先: 米Techcrunch.comの記事( http://techcrunch.com/2015/11/11/on-the-dark-matter-of-the-publishing-industry/ )