【編集部記事】米国の電子出版知財ブログ「The Passive Voice」によると、英国の図書館での紙書籍・電子書籍貸出しにからむ公共貸与権の支払いレートが来年引き上げられることになったとのこと。
公共貸与権とは、図書館などが書籍の貸出しなどを行なう際に、出版社・著者にその補償金を支払うという制度(注:日本にはこの制度がないため、出版界と図書館界の軋轢の原因となっている)。英国では昨年から電子書籍もこの公共貸与権の対象としている。
新レートは貸し出し1回につき0.0666英ポンド(約12円)→0.0767英ポンド(約14円)となる模様で、スポーツ文化省側も年明けからの実施を内々に了承しているとのこと。【hon.jp】
問合せ先: The Passive Voiceの記事( http://www.thepassivevoice.com/2015/11/11/plr-rate-to-increase-by-1p-next-year/ )