【編集部記事】米控訴審は現地時間10月17日、2005年に始まってから10年目となるGoogle Book Search裁判について、米作家団体Authors Guild(本部:米国ニューヨーク州)が昨年4月に申請していた控訴を棄却した。
本裁判は、2013年5月からフェアユース面での是非を問うかたちで裁判が仕切り直しになり、11月に一連の訴状はニューヨーク連邦地裁のDenny Chin判事に棄却され、被告側のGoogle社(本社:米国カリフォルニア州)の勝利となっている。今回の控訴審でも、「Google Book Searchの部分検索・部分表示はフェアユースの範囲」と3対0で認められた。
原告側の米作家団体Authors Guildはサイト上の公式声明文でこれを不服とし、本件を最高裁判所で争いたいとしている。【hon.jp】
問合せ先: 現地報道( http://arstechnica.com/tech-policy/2015/10/appeals-court-rules-that-google-book-scanning-is-fair-use/ )