【編集部記事】現地時間5月27日、米国の電子書籍標準化団体の1つであるInternational Digital Publishing Forum(本部:米国ワシントン州)の電子書籍カンファレンス「Digital Book 2015」がニューヨーク市内で開幕した。
Digital Bookカンファレンスは最大の出版業界カンファレンスである「Book Expo America」に同時開催される、毎年恒例の電子書籍関係向けイベント。今年の主要テーマはD2C(Direct-to-Consumer)、つまり「作家もしくは出版社による、読者への直販」で、読者に焦点をあてたセミナーを中心に構成されている。
最大の関心事は、出版業界のパワーバランスが出版社から急速に作家・読者に移り始めているという点。「直販するのかしないのか、出版社に選択の時が来た」という講演者意見も出ているという。【hon.jp】
問合せ先: 英The Booksellerの記事( http://www.thebookseller.com/news/bea-debates-power-shift-authors-and-readers )