【編集部記事】今春、日本国内の電子書籍関係者の間でも大きく話題となった新興のデジタルコンテンツ決済仲介ベンチャーのGumroad社(本社:米国カリフォルニア州)が、同社の“言い値販売モデル”課金APIを使った好事例としてPC・Mac用デジタル一眼ビギナー向けシミュレータソフト「CameraSim」を紹介している。
「言い値販売モデル(Pay what you want、略称:PWYW Model)」とは、ユーザーが好きな値段で購入できる販売モデルのこと。PWYWモデルは、量子力学の技法からヒントを得た最新ビジネスモデルで、米国ではデジタルコンテンツ分野だけでなく、ネット広告代理店や中華料理店などさまざまな業界が実験を始めている。電子書籍業界ではHumble Bundle社の電子書籍バンドル商品第1号が発売2週間で売上100万ドル(約8,000万円)を突破したことが話題となっている。
Gumroad社は、PayPal決済サービスを使ったデジタルコンテンツの販売・ダウンロード課金代行サービスで、購入者はあらかじめGumroad会員アカウントを取得する必要がなくなり、作家サイトを離れることなく、そのままクレジットカード番号を入力するだけで決済完了できる。【hon.jp】
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問合せ先: 「CameraSim」のサイト( http://camerasim.com/ )