【編集部記事】米国の電子書籍ニュースサイト「Digital Book World」によると、ISBNエージェンシー会社Bowker(本社:米国ニュージャージー州)と電子書籍制作サービス会社Data Conversion Laboratory(本社:米国ニューヨーク州、以後:DCL)は今週、2014年から実施している顧客出版社を対象とした電子書籍ファイル制作ニーズに関する調査アンケートの最新版を公開した。
調査対象となったのは主にDCL社の顧客である出版各社で、最大の関心事が「品質向上」となっている。これは、過去には出版社作品であっても誤字・ミスレイアウト混じりの荒い電子書籍ファイルが散見されたが、電子書籍ユーザーたちの目が肥え、ストア側ですぐ返金・マイナスレビュー扱いされてしまうことが当たり前になったことが背景にある模様。
なお、今年も引き続き、販売サイトとしては1位「Amazon」、2位「自社サイト」となっている。【hon.jp】
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問合せ先:Digital Book Worldの記事( http://www.digitalbookworld.com/2016/dcl-bowker-2016-digital-publishing-survey/ )