【編集部記事】米国の電子出版知財ブログ「The Passive Voice」によると、Amazon社(本社:米国ワシントン州)が目次ページを作品後方に付けている作品を次々と販売停止処分にしている模様。
英語圏のAmazon社では、今月から作品ファイル品質を監視するbotの運用を強化しており、修正されない場合は一時販売停止の対象となる。たとえば目次データのケースだと、個人作家向け電子書籍サービス「Kindle Digital Publishing」では、作家は論理目次(本文中にあえて表示しないタイプ)とHTML目次(本文中に含めるタイプ)が2方式が用意されており、後者を使う場合は作品前方に置くことが強く推奨されている。
しかし、「UI的に目次ページは作品の前に置かないほうがよい」との観点からHTML目次を作品後方に配置する電子書籍作家は多く、今回の警告処置はそれら作家たちに影響があるものと予想される。【hon.jp】
問合せ先:The Rio Timesの記事( http://www.thepassivevoice.com/2016/03/amazon-takes-aim-at-scammers-but-hits-authors/ )