【編集部記事】英Telegraph紙によると、学術書/教科書の販売不振が続く英Pearsonグループが、売上テコ入れのため大学図書館向け電子書籍の価格を大幅値上げた結果、主要大学側から抗議が殺到しているとのこと。
欧米圏の大学ではここ数年、学術書の高騰が続いており、学生側の経済負担の増加が社会問題化している。Telegraph紙によると、Pearsonグループは販売不振を補うため、電子書籍版の販売促進を推進。しかし、その電子書籍版も学生個人に買ってもらわないとまったく意味がないため、外堀を埋める目的で大学図書館向けライセンス価格を最大100倍にまで引き上げたという。
これに対し、インペリアル・カレッジ・ロンドンなど有名大学が抗議を開始し、ちょっとした騒動になりつつあるとのこと。【hon.jp】
問合せ先: Telegraph紙の記事( http://www.telegraph.co.uk/finance/newsbysector/mediatechnologyandtelecoms/media/12048339/Pearson-woes-deepen-over-UK-ebook-price-row.html )