【編集部記事】英The Booksellerによると、今年からEU圏の電子書籍のVAT(付加価値税)税率が引き上げられた件について、加盟国からの反発が高まっているという。
EU圏では、今年から電子書籍などデジタルコンテンツのVAT(付加価値税)の税率が、購入国側の税率に準じることになった。これにより、たとえばフランスでは電子書籍のVAT税率が5.5%→19%に跳ね上がっている。
記事によると、反対国の第1号としてポーランドの裁判所が新VATルールを今月違憲と判断、EU政府に見直しを求めているという。新ルールの投票結果がもともと僅差であったため、反対国の数は依然として多く、EU側は今後なんらかの再調整を余儀なくされるだろうとのこと。【hon.jp】
問合せ先: 英The Booksellerの記事( http://www.thebookseller.com/news/poland-challenges-ec-ruling-e-book-vat-315183 )