【編集部記事】米国の電子書籍ニュースサイト「The Digital Reader」によると、電子書籍価格をめぐるAmazon社(本社:米国ワシントン州)と米大手出版5社の戦いが、新局面に入った模様。
記事によると、昨年後半から電子書籍の価格を引き上げた米大手出版社5社への対抗処置として、Amazon社が発売直後の紙書籍版を中心に大幅ディスカウントを始めたとのこと。結果、電子書籍版との価格差がほとんどなくなりつつあるという。
一般的に出版社には、異なる購買層に向けて価格選択肢を提供できることから、紙書籍/電子書籍の間に一定の価格差を置くことにメリットがある。しかし、Amazon社は、5社については、その手を封じる考えのようだ。【hon.jp】
問合せ先: The Digital Readerの記事( http://the-digital-reader.com/2015/08/06/kris-rusch-amazon-is-in-a-price-war-with-publishers/ )