【編集部記事】個人作家たちのネット発言力が急速に増している米国で、当然の流れとして、旧来型の作家団体に対して疑念の声が高まっている。
発端となったのが、ITニュースサイト「Techdirt.com」に有名作家Barry Eisler氏が寄稿した「Authors Guilded, United, And Representing… Not Authors」という記事。Eisler氏に名指しされているのは、The Authors Guild/Authors Unitedの2団体。両団体とも、表面上は作家の権利保護を訴えながら、GoogleやAmazonなど新興勢力を相手に訴訟を起こしても、大手出版5社相手には決して訴訟を起こさないという。
Eisler氏曰く、この2団体は作家団体のフリをした、大手出版5社の傀儡(かいらい)団体であるとのこと。案の定、コメント欄には多くの賛同者たちが集まっており、現在も議論が白熱している。【hon.jp】
問合せ先: Techdirt.comの記事( https://www.techdirt.com/articles/20150729/15551431793/authors-guilded-united-representing-not-authors.shtml )