【編集部記事】米国の海外ニュースサイト「Global Post」によると、韓国の書店チェーン最大手Kyobo Book Center(教保文庫、本社:韓国ソウル市)が2月から開始した電子書籍の月定額サービス「sam」が引き金となり、韓国内の電子書籍ベンダーの間で値下げ戦争が始まっているという。
教保文庫のsamサービスは年間会員制のサービスで、月額15,000ウォン(約1,300円)で最大5冊の枠内まで並行レンタルできるなど複数種類のプランが選べるというもの。スタート当初から、現地の出版社団体KPAから即座に中止するよう猛反発されているが、協議が始まる前にYES24やAladdinの大手電子書籍販売サイトがダンピング応酬を始め、もはや止まらない状況になっている模様。
記事によると、韓国内における紙書籍の刷部数が、昨年12年ぶりに1億部を割り込んだとのこと。【hon.jp】
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問合せ先: 米Global Postの記事( http://www.globalpost.com/dispatch/news/asianet/130411/kyobos-e-book-dumping-stirs-publishing-ire )