【編集部記事】デジタルコンテンツに関わるビジネス関連の記事を掲載しているPaid ContentやWebProNewsによると、Amazonが世界的な書籍事業を展開しているIngramを提携を結んだとしている。これにより、Barnes & Noble社やKobo社などから発売されていた書籍がAmazonからも発売される可能性を示唆している。
その逆、Amazonでしか売られていなかった書籍が、他社のデバイスでも読めるようになるかは未だわからない。Amazonからの書籍を避ける向きもある(Appleなど)ので、双方向的な書籍の広がりがあるかはなんとも言えないところだ。
しかしながら、Barnes & Noble社が掲げるNookなどの電子書籍端末は、まだまだAmazonのKindleと比べてシェアが低いため、今回の提携をうまく利用して、書籍数を大幅に伸ばすなどの目論見があるかもしれない。
いずれにせよ、Amazonが利益を増すことには間違いがないため、ますますAmazonのKindleの威力を増長する取引であったと言えるだろう。【hon.jp】
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