【編集部記事】米Wired誌の編集部によると、同誌最新号の実験記事の1つとして、ソースコード管理・公開サイト「GitHub」を使った記事制作を行なったとのこと。
実際に制作されたのは「Lord of the Files」という記事。GitHubは、Linuxコミュニティで生まれた分散型のソースコード管理ツール「Git」をWebアプリケーション化したサイトで、多くのソフトウェア開発者に使われている。Wired編集部では、この仕組みを記事のバージョン管理にも使えないということで、実際に同記事を公開プロジェクトとして執筆開始。
公開プロジェクトであったため、不振なユーザーと編集合戦になったり、一部変更がうまく反映されなかったり、そのままでは電子出版用途のバージョン管理ツールとしては使えそうにないとのこと。ただ、一般ユーザーを参加させながらの校閲作業を経た記事の出来上がりは予想以上に良かったため、得たものは大きかったようだ。【hon.jp】
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問合せ先: Wired.comの記事( http://www.wired.com/wiredenterprise/2012/02/github-revisited/ )