【編集部記事】英国の大英図書館(本部:英国ロンドン)は現地時間6月20日、Google社(本社:米国カリフォルニア州)と提携して同館所蔵の著作権切れの書籍25万点のデジタル版を制作し、無料公開する計画を発表した。
同館が選択した資料を今後数年かけてGoogle社がデジタル化して、同館のWebサイトと「Google Books」経由で無料公開する。将来的には欧州のデジタル・ライブラリであるEuropeanaでも提供を予定している。デジタル化の費用は全額Google社が負担する。
第1弾は1700年から1870年までの4,000万ページが予定されているとのこと。Googleは現在全世界の40の図書館と同種の提携を行っている。同社担当者は「このパブリック・ドメインの資料は、世界遺産の重要な一部分であり、同社は大英図書館と協力して英国と全世界の数百万の人々にこれを公開できることを誇りに思う」と述べている。【hon.jp】
問合せ先: 大英図書館のニュースリリース http://pressandpolicy.bl.uk/Press-Releases/The-British-Library-and-Google-to-make-250-000-books-available-to-all-4fc.aspx