2番目と3番目に覚えるべきことはさらに簡単です。「フォルダ」「書誌レコード」という2種類のアイコンを、覚えておくだけです。
まずはフォルダです。そう、WindowsやMacで毎日使っている、あの「フォルダ」と同じものです。「hon.jpターミナル」上では、個々の電子書籍作品を表す書誌レコード(後述)を整理・格納するためにユーザー自身がいくらでも作成できるようになっています。もちろん、WindowsやMacのフォルダと同じように、マウスでドラッグ&ドロップでき、階層化できます。
下図では、実際のフォルダを4つほど作ってみました。
「hon.jpターミナル」では、ユーザーは作業画面上にこのフォルダをどんどん作り、自分なりの地図を描いていきます。前出の囲碁盤イメージ図でいうところの「ステップ2」の作業です。
最後に書誌レコードです。これはデータベースでいうレコードに当たるもので、1つの電子書籍商品について、書誌情報・コード・表紙画像などさまざまなデータを格納します。ユーザー自身がいくらでも作成でき、ドラッグ&ドロップでフォルダ格納したり、複製コピーしたりできます。
また、電子書籍はデジタルオブジェクトであるため、子供(!)や孫(!!)を大量に作って階層構造化することもできます(この辺りの操作について話は以降の回で説明)。
下図では、実際の書誌レコードを1つ作ってみました。
書誌レコードの作成は、前出の囲碁盤イメージ図でいうところの「ステップ3」の作業にあたります。
以上、「hon.jpターミナル」の操作するために覚えておくべき“3つの事柄”でした。今回説明したことを覚えていれば、もう「hon.jpターミナル」操作ユーザーインターフェイスをマスターしたも同然です。次回では、実際にフォルダを作成して、画面上に配置していきます。
※次回、第5回「フォルダを作ってみよう」は4月30日(土)に公開予定です。【hon.jp】
問合せ先: hon.jpターミナルの製品概要ページ( http://hon.jp/doc/honjpterminal.html )