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【週末集中ゼミ】「hon.jpターミナル」で学ぶ電子書籍の商品管理 第1回「手に取れない本、それが電子書籍。」

Posted by on 4月 16, 2011 at 1:30 am.

 出版社では、入社した瞬間から書籍や雑誌といった「物」を商品として扱うようにトレーニングされます。指で紙質を確認し、肉眼で在庫を数え、鼻でインクの臭いをかいで、さまざまな業務判断を下します。

 しかし電子書籍では、そのような行為は一切できません。形すらわからないので、お手上げです。そんな“空気”のようなものを、どうやって商品として売れというのでしょうか? 何かの社内イジメでしょうか?

 ここで、周りを見て、よく考えてみましょう。そのような「手に取れない商品」を売ることは、決して珍しいことではありません。たとえば、運送会社は運送作業のお手伝いという“サービス”を売っています。証券取引所では、いろいろな会社の株主として“権利”が、高額な値段で売り買いされています。

 「手に取れない商品も、売れる」

 このように頭を切り替えることが、電子書籍を理解するための第一歩です。この週末、じっくり考えてみましょう。

※次回、第2回「無限大に増殖する本、それが電子書籍。」は4月17日(日)に公開予定です。
【hon.jp】

問合せ先: hon.jpターミナルの製品概要ページ( http://hon.jp/doc/honjpterminal.html

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