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[ 2-ランニング日誌 ] |
フル、ネットで 3:28:30
第一目標は達成したけれど、狙っていた3時間23分に5分30秒足りなかった。
埼京線浮間舟渡駅は大混雑。会場に着くまで人が多すぎる。スタート時間に間に合わないかと冷やひやした。走る会の人たちのテント前に集合、それぞれ準備を急ぐ。あっという間にスタート時間、アップもしてない、ストレッチもマトモにやってない。これで行くしかないのか。トイレは? なんとかなりそうかな? 天気曇り、ランシャツじゃ寒いか? でも、気象庁の予報では15℃ぐらいになるなんて話しだったし、これで行こう。
参加者1万5000人、それでもスタートでの混雑は少なかった。自己申告順にプールされた塊を時間差でスタートさせているようだ。大渋滞ということはない。
3km過ぎてから、トイレに行かなくちゃこりゃダメだ、と思う。10km付近でトイレに行ってしまい40秒ロス。ヒモをきつく締めすぎていてほどけないじゃないか!!! 20秒ほど焦った、焦りまくった、そして落ち着いた、「待て」と。ゆっくり、確実に処理しろ、そうでないとトンデモないことになるぞ。情けない笑える図が脳裏を映像としてよぎったので、確実に処理する(笑)。トイレから出たら汗びっしょりになっていた。冷や汗かもしれない(笑)。
5km以降はキロ4分40秒で35kmまで行くつもりだったので、自分にとっては限界を超えた速度だった。トイレ後に時計を確認、40秒遅れていたので、これを縮めるべくさらに速度上げた。ここまで何度か給水。20キロで予定タイムに追いつくが、呼吸が終始苦しかった。折り返し手前でKさんがもの凄い勢いで対面を走り抜けながらエールを送ってくれた、うぉお、がんばるぞ(Kさんはサブスリー返り咲き、という快挙)。
復路、若干の向かい風となり、指先が凍える、肘も冷たい。気温、上がってないぞ(実際には10℃下回るぐらいだったかも)。減速して呼吸やリズムを整えたかったが、このまま行けるだけ行こう、と決める。まずは32kmまで行こう、そうすれば後10km、いつもの10kmだ。どうやったらこのままの速度を維持しながら、苦しさに耐えられるか? 気持ちを紛らわすために、右目を瞑って左目もわずかに開き加減にするなど、外界からの情報を絞るような方法を使って、自分を騙し続けた(そうすれば、競走馬と同じだ。脳で外界の映像を処理するエネルギーも使わないで済む、脳が使うのは糖分だ、それを足に回せ、足の動きの演算処理に脳を使え、エネルギーを走るためだけに使うのだ)。25キロで足が思ったように動かず、ガス欠かと思って持参のゼリーを流し込む。30キロ過ぎから急激に減速、残りのゼリーを飲むがあまり回復せず。32kmまで来たぞ、落とすか? いや、まだ行こう、35kmまで。35kmを過ぎた。スパート? とんでもない、無理だ。身体が動いてるだけマシ。苦しい、きっついぞ。40kmまでは行こう、あと2kmならばなんとかなる、時計を見ると、3時間30分を切るには、減速は許されないことと知る。えぇええ、マジっすか。それで40kmまで押し続けた。あとの2kmはオマケ。スピードアップしようと足に力を入れてるのに、後ろからどんどん抜かれる。そしてゴールとなった。相変わらずヨレヨレゴールだった。今回がいちばん苦しかった。
その後、ランニングの会の方々と集まって宴会モードとなりお開き。ほっとする。