「発掘ってなあに」シリーズ

藤森栄一も驚き(?)の遺跡調査現場学習マンガ。
千葉県の(財)市原市文化財センター制作。

考古学が好きな人はぜひご一読を。

さとしの本棚
(PDF版、HTML版などがある)

発掘ってなあに 第1号 住居跡篇
発掘ってなあに 第2号 貝塚篇
なるみちゃんの貝輪教室 発掘ってなあに 第2号 貝塚篇別冊
発掘ってなあに 第3号 縄文土器篇
なるみちゃんの土器作り教室 発掘ってなあに 第3号縄文土器篇別冊
発掘ってなあに 第4号 弥生土器篇
発掘ってなあに 特別号 発掘のしごと篇


こういうジャンルがあるのか知りませんが、とてもよくできています。
「縄文土器篇」では、縄文土器の編年と模様なども詳しいですね。
縄文土器の破片さえも「もっと熱くなれよ!」と語りかけてくるようです。
こうなると、松岡修造の魂、ではなく、考古ロマンのシュリーマンの魂が宿ってしまいますね。
女性キャラがグラマーなのも太古の地母神のようでよいかもしれません(?)。

文化財センターはなくなってしまったんですね・・・
行政というのは、どうして、無くしてはいけないものから先に無くすのでしょうか。

ともあれ、すばらしい仕事を遺してくれた制作者たち(特に「さとし」さんと、マンガ家さん)に感謝したいと思います。